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備忘録/日本学術振興会特別研究員/学振採用後の手続き

Last-modified: 2010-12-27 (月) 02:09:11 (2399d)
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学振採用決定後の手続き

ここでは、学振採用後の手続きについてまとめます。 学振から支給される研究費は大学が管理することになりますので、そちらの手続きについても書いていきます。

2007年

11月27日

控除申請書類を大学に提出したため、来年の税金にことを考える。

学振では、研究遂行経費というのが三割認められる。 これは給与から税金を計算するときに使う、給与所得額を三割減らすことの出来る制度で経費みたいなもの。

このため、学振をもらう1年目は4月からの支給であるため1月から3月までの給与が3万円まで(学振からの給与が20万円の場合)であれば勤労学生控除申請が出来る。 勤労学生控除申請により、その年の給与には税金がかからない。

勤労学生控除は給与所得控除をした後の給与所得額が65万円以内である学生であれば控除される。 よって、1年目の1月から3月までたくさん給与をもらっていたり、2年目以降は控除の対象とはならない。

税金は結構大きいので注意しておく。

12月26日

採用内定通知とともに冊子がとどく。 1月18日と4月9日必着の二つの提出書類がある。

12月28日

1月18日締め切りの書類を書き上げコピーをとる。 ちなみに、指導教員印と学長印が必要な書類がある。 学長印には時間が掛かるため、年明けだと厳しと思う。

今日は大学事務の仕事納めだったため、急いで書き上げ指導教員の印鑑をもらい事務に学長印をお願いする。

2008年

1月22日

事務に頼んでおいた、奨学金の異動届のコピーが届く。 学振はバイトができないし、奨学金ももらってはいけないので、来年度からもらいませんという証明のために必要。 これにも学長印が必要であり、こんな短期間に二つの学長印をもらうとは思っていなかった。

このときに、事務のお姉さんから筑波大学では1年目の特別研究員の学費は無条件で無料になることと、奨学金の返還免除申請での申請資格に学振の特別研究員への採用というのがあるということを伝えられた。

2月1日

指導教員の先生から研究費補助金(特別研究員奨励費)申請を渡される。 締切は2月7日だ……。

特別研究員奨励費は科研費の一種で給与とは別の研究費のこと。 科研費とは違い、もらえることは確定しており額が申請によって決まる。 上限は年額100万円、特別に申請して150万円。 二年分の研究計画とそれに必要な200万円から300万円の物品等の申請をする必要がある。

2月6日

徹夜で研究計画調書とお金の振り分けを考える。

特別研究員奨励費の書き方が分からないので先生に手伝って頂く。 初めての人は経験者もしくは先生に聞くか、事務のお姉さんに聞くしかないと思う。

自分としては100万円×2年分をしっかり分配していこうと思っていたんだが、そんなに頑張らなくてもよかったらしい。 申し込み書(研究計画調書)の欄がが小さすぎて詳しく書けない。 他の科研費の基盤研究等は物品の仕様とか型番、個数を書くページがあるんだけど特別研究員奨励費にはそれがない。

品名   金額(千円)
パソコン 150

という形。複数買う場合は合計額を書き品名の横に何個分かというのを書く(×4等)。 型番も書くところがないから、しっかり申請する必要はなくざっくりでいいみたいだ。 記入は千円単位なんだけど、自分の申請は万単位になった。

あと、気を付けなければならないのが設備備品費と消耗品費。 先生に「金額の上限があったりするから事務で確認してきた方がいいよ」と言われ確認をすると、「設備備品費は一点の値段が20万円以上のものだ」と言われた。 つまり、パソコンとかは設備備品費になりそうなんだけど20万円いかないから消耗品費になる。 これは募集要項に書いていない。 これを受けて、設備備品費が0で消耗品費が65万とか偏った申請になった。

2月16日

日本学術振興会から封書が来た。 学振はバイトその他の助成金をもらってはいけないが、条件がそろえば認められる。 ただ、「授業料に対する援助が目的の助成金」の範囲に関して具体的にどういうものかと問い合わせが多かったらしく全員に送ったとのこと。

回答としては

  • 授業料免除
  • 所属大学による授業料を援助するための助成金
  • TAやRA(ただし拘束される場合は週に5時間まで)

がいいとのこと。 これは、手引きの中に書いてあったような気もする。

3月5日

奨学金の返還免除申請をする。 筑波大学の場合、学内と学外それぞれで顕著な業績がなければいけないらしい。 学外では論文、国際会議、学振とあるが、学内ではない。 両方必要なのでTA頑張りましたと先生に書いて頂く。 学振で慣れていればどうと言うこともないが、結構書類を書かなければいけないし先生に推薦書類を書いて頂く必要がある。 早めに準備をするのが吉であると思う。

4月1日

今日から、特別研究員という身分になる。 取りあえず、9日締め切りの書類集めに奔走する。 事務に1月から3月までの源泉徴収票を申請する。 在学証明書は2日かららしいので明日取りに行く。 この二つがそろえば、9日締め切りの書類が全てそろう。 それにしても、9日締め切りは厳しいと思う。

4月8日

源泉徴収票が届かないので事務に確認に行く。 すると、3月分の給料が出る4月17日以降じゃないと出せないとのこと。 ……最初に言って欲しかった。

9日締め切りの書類に源泉徴収票は5月1日までに提出しますという旨を書き、速達で送った。

4月24日

授業料免除の手続きをする。 学振の内定通知の写しと申請書を提出。 申請書は名前と所属だけでいいから楽だった。 結果は9月ごろになるかもとのこと。 たぶん全免になるだろうと言われた。

4月26日

ようやく源泉徴収票が届く。 計算間違いをしており、勤労学生控除を受けられなことが判明した。

5月7日

科学研究費補助金交付内定のお知らせが届く。

平成20年度直接経費600,000円

一生懸命書いたが6割になった。 うちの大学は皆60万で固定だった。 非実験系は50万円。 昨年は90万円で固定だったらしい。 この30万円の差は大きい。

そして、補助金交付申請書を書かなければならない。 60万円で書き直すために、物品費を40万円分減らした。

5月8日

科学研究費補助金交付申請書を専攻の事務に出した。 今まで、研究科の事務とのやり取りだたんだけど、、これから研究費は専攻の事務とやり取りをすることになる。

ついてに、国際会議のことも聞いてみた。 基本的に先生と同じ扱いで同じ申請をしなければならないらしい。 国際会議の場合には出張届け等が必要とのこと。 ただ、その書類は先生しか見ることの出来ないwebページにあるから先生にとってもらってねとのこと。

6月17日

奨学金の返還免除申請結果が届く。 半額免除だった。 やはり、学内での業績がなかったから厳しかったか。 ただ、それでも半額免除は嬉しい。

9月17日

研究費から捻出する国際会議の旅費が振り込まれた。 出張報告書等を提出し、申請をしたのが7月頭だったのでこれくらいなんだろう。 旅費は立て替え払い。 だが、申請額よりも多いので事務に聞きに行く。

すると、日当が出ているのと宿泊費は固定であると言われた。 特に国際会議で言ったパリは指定都市であるので宿泊費は高いらしい。

国際会議の参加費を自腹にしたので、丁度良い。 宿泊費も固定ではなく実費に出来ると言われたけれどもやらなかった。

11月5日

11月7日必着の控除申請書類を提出する。 今年度年末調整用のための「保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書類」と「国民年金の控除証明書」、来年度の「扶養控除等(異動)申告書」の三枚を書いて送る。 国民年金の控除証明書が11月1日に届いた。

ちなみに、自分で確定申告をする場合には前者の二つは必要ない。 学振以外で収入がある場合は自分で確定申告をする必要がある。 ない場合は、学振で年末調整をしてくれる。